実家の売却を考えても、「遠方だから何度も現地に行けない」と足踏みしていませんか。
兵庫県内で実家を売却した経験者45名への調査では、遠方在住者の方が多いという結果が出ています。
オンライン完結の対応や荷物ごと買取に対応する不動産会社を選べば、空き家の片付けや現地確認の負担を抑えながら売却を進められた声も見られます。
この記事では、遠方在住者のリアルな体験をもとに、後悔しない不動産会社の選び方を紹介します。
アンケート調査概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 調査対象 | 兵庫県内で老朽化した 実家を売却した経験者 |
| 回答者数 | 45名 |
| 居住エリア内訳 (実家所在地) |
姫路市14名、 明石市9名、 神戸市6名、 西宮市5名、 尼崎市4名、 その他7名、 |
| 年代構成 | 30代以下10名、 40代19名、 50代10名、 60代以上6名 |
| 売却方法内訳 | 仲介売却18名、 現状買取13名、 片付け後買取10名、 空き家バンク等2名、 自身で解体・更地売却2名 |
| 調査方法 | インターネットによる アンケート調査 |
| 注記 | 本記事は統計調査ではなく 実際の居住経験者の声を まとめたもの |
明石市の実家売却は
遠方からでも進められる?
明石市の実家売却、背景にある地域事情
明石市は、一人暮らしをしている高齢者の割合が他地域と比べて多い傾向があります。
総務省「国勢調査」のデータによると、明石市では高齢者のいる世帯のうち「高齢単身世帯」が占める割合が、全国・兵庫県の平均を上回って推移しています。
2020年時点では明石市が14.1%であるのに対し、全国は13.1%、兵庫県は12.1%となっています。
| 年 | 明石市 | 全国 | 兵庫県 |
|---|---|---|---|
| 2018年 | 13.6% | 12.8% | 11.7% |
| 2019年 | 13.8% | 12.9% | 11.9% |
| 2020年 | 14.1% | 13.1% | 12.1% |
▶︎総務省「国勢調査」(2026年7月31日確認)
データで見る実家売却経験者の居住地との距離
実家までの距離が「片道1時間以上・たまにしか帰省できない」遠方に該当する人は45名中27名(約6割)で、「片道1時間以内・頻繁に会える」近い距離の18名を上回りました。
実家との距離だけを見れば、遠方在住者のほうが多いという結果です。
「実家の近くに住んでいなかったため、片付けや現地確認のタイミングを合わせるのに苦労しました。」
40代の売却経験者
「帰省できる回数が限られていたので、不動産会社とのやり取りは主に電話で済ませるようにしていました。」
50代の売却経験者
「遠方に住んでいたため、実家の状況を写真で送ってもらいながら状況を把握していました。」
30代以下の売却経験者
遠方在住者の売却経験からわかること
これらの声からわかるのは、「実家との距離が遠いこと」自体は、売却を進める上での決定的な障害にはなっていないという点です。
ただし、現地確認や片付けのタイミングを合わせる調整には一定の手間がかかっており、この負担が全く無いわけではありません。
次の章では、遠方在住者が実際にどのような売却方法を選んでいたのかを見ていきます。
【体験談】遠方にある実家は
売却前に片付けるべき?
実家の売却方法は「不動産会社の仲介売却」が45名中18名で最多ですが、「荷物が残ったままの現状買取」(13名)と「片付けてから買取」(10名)を合わせた買取系の合計は23名に上り、仲介と並ぶ規模で選ばれています。
- 不動産会社の仲介売却:45名中18名
- 荷物が残ったままの現状買取:45名中13名
- 片付けてから買取:45名中10名
- 空き家バンクや自治体の相談窓口経由:45名中2名
- 自身で解体費用を負担し更地売却:45名中2名
※「現状買取」と「片付け後買取」を合わせた買取系の合計は23名(2設問の合算)で、単一の設問結果ではありません。
特に実家までの距離が遠い場合、片付けに時間をかけずに売却を進められる買取という選択肢が、現実的な手段として選ばれていることがわかります。
実家の片付けをした経験者のリアルな声
遠方からの実家の片付けでは、荷物の多さや書類の整理、現地確認の必要性が重なり、自分だけでは進めにくいと感じた経験者の声が複数見られます。
「実家の片付けや遠方からの手続きで大変だったのは、物の多さ・書類の散乱・親の協力不足・距離による往復の負担が重なり、自分だけでは進めにくい状況が続いたことです。」
40代の売却経験者
「実家に残った家財道具の量が想定以上に多く、遠方から何度も足を運ぶ余裕もありませんでした。」
50代の売却経験者
「遠方に住んでいるため、現地での不動産会社とのやり取りや、実家に残った大量の家財道具・不用品の片付けを自分たちでこなせるか焦りがありました。」
30代以下の売却経験者
「屋上の防水工事やバリアフリー化など、老朽化した実家の状態を把握するだけでも一苦労でした。」
60代以上の売却経験者
これらの声からわかるのは、空き家の片付けは「物量」「書類」「親の協力」「距離」という複数の要因が同時に重なることで負担が大きくなるという点です。
ただし、荷物が残ったままでも買取に対応してもらえるケースがあり、片付けの負担を軽減することができます。
次の章では、こうした不動産会社選びのポイントを紹介します。
遠方にいても不動産売却を
スムーズに進めるコツ
| 重視して良かった点 | 回答数 |
|---|---|
| 地域の事情に詳しく、 親身に相談に乗ってもらえた |
45名中13名 |
| 現地に行かなくても写真や 資料で状況を説明してもらえた |
45名中9名 |
| 遠方に住んでいても、電話や オンラインで完結してもらえた |
45名中8名 |
| 家の中に荷物がある状態でも、 丸ごと買い取ってもらえた |
45名中7名 |
| 査定から売却・入金までの スピードが早かった |
45名中6名 |
※Q7は複数回答のため、合計は回答者数45名を超えます。
地域事情への理解を重視する声が最も多い一方で、オンライン完結や荷物ごと買取など、遠方在住者ならではの視点も上位に並んでいます。
オンラインで完結の不動産会社で現地に
行かず進められた声
現地に行かなくても、電話やオンライン、荷物ごと買取に対応してもらったことで負担が軽減されたという声が、経験者の自由回答から複数見られます。
「一番大変だったのは、家の中に残った荷物の量でした。両親が長年暮らしていたため、家具や衣類、思い出の品が大量にあり、どれを残してどれを処分するか判断するだけでも精神的に疲れました。
また、遠方からの手続きは移動時間がかかり、仕事との調整も難しかったです。結果的に『現状買取』に対応してくれる不動産会社を選んだことで負担が大幅に減りました。」
50代の売却経験者
「遠方に住んでいるため、実家の片付けに通う時間と体力を捻出するのが一番大変でした。長年暮らした家には荷物が多く、自分だけでは処分しきれません。
費用はかかりますが不用品が残ったままでも丸ごと買い取ってくれる不動産会社を選ぶか、専門の遺品整理業者を頼るのがおすすめです。」
40代の売却経験者
「遠方だと移動費や時間の負担が大きいため、電話やオンラインで相談できる会社を選ぶと便利です。早めに相談することで売却までの流れも把握しやすくなりました。」
60代以上の売却経験者
これらの声からわかるのは、オンライン相談や荷物ごと買取といった選択肢が、遠方売却の負担を軽減する具体的な手段になっているという点です。
ただし対応範囲は会社によって差があるため、早めに確認しておくことが大切です。
明石市の実家売却であれば、地元密着の不動産会社の中には、遠方の相続物件について現地調査から書類対応まで代行し、来店不要で手続きを進められるところもあります。
また、弊社「go-to不動産」は売却前の実家の不用品撤去を無料で行っており、片付けの負担を抑えながら売却を進めやすくなっています。
まとめ
・実家の売却方法は「仲介」が最多だが、「買取」も2仲介と並ぶ規模で選ばれている
・空き家の片付けは、荷物の多さや現地確認の負担から、自分だけでは進めにくい
・不動産会社選びで良かった点は「地域の事情に詳しく親身な相談」が最多で、次いで「写真・資料での説明」「オンライン完結の対応」が続く。
実家が遠方にあるからと言って、売却を諦める必要はありません。
今回の調査では、電話やオンラインでのやり取り、写真・資料での状況確認、荷物を残したままの買取など、現地に足を運ぶ回数を減らしながら手続きを進めた経験者の声が数多く見られました。
大切なのは、こうした対応にどこまで応じてくれるかを事前に不動産会社へ確認しておくことです。片付けや調整に不安がある方こそ、早めの相談が負担を減らす近道になります。