2024-07-23
家の売却を検討する際に「売却代金はいつ手元に入るんだろう」と気にする方も多いのではないでしょうか。
不動動売却時には諸費用が発生するため、売却代金を受け取る時期は事前に把握しておきたいですよね。
今回は、家の売却代金を受け取るタイミングや売却代金を受け取るまでの期間、注意点などを解説します。
明石市でマイホームの売却をご検討中の方は、ぜひ参考にご覧ください。
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家を売却するにあたって、資金計画を立てておきたい方も多いのではないでしょうか。
はじめに、不動産売却の基本的な流れと売却代金を受け取るタイミングについて解説します。
家を売却する際は、以下のような流れで手続きを進めるのが一般的です。
この流れをふまえたうえで、売却代金を受け取るタイミングについて解説します。
売却代金を受け取るタイミングは、売買契約締結時と物件引渡し時の2回に分けられます。
売買契約締結時
買主が見つかると売買契約を締結しますが、その際に「手付金」を受け取ります。
手付金は、売買契約が成立したことを証明するもので、最終的に売却代金の一部として充当します。
相場は売却価格の5%~10%とされていますが、買主と売主の同意があれば相談の上決めることも可能です。
物件引き渡し時
買主と売買契約を結び物件を引き渡すと、手付金を引いた残金が支払われます。
たとえば家を3,000万円で売却し、売買契約時に200万円の手付金を受け取ったとしましょう。
この場合、物件を引き渡す際に受け取るのは、残りの2,800万円ということになります。
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売却代金を受け取るタイミングを理解したところで、実際にお金が手元に入るまでに必要な期間を解説します。
前章でも解説したように、売却代金を受け取るのは「売買契約締結時」と「引渡し時」の2回です。
つまり、売却スケジュールの過程ごとにかかる期間を把握すると、いつ頃お金が手元に入るか予想できます。
前章で解説した流れに沿って、各過程ごとにかかる期間を見てみましょう。
家を売り出してから引き渡すまでの期間は、3か月から6か月ほどかかると言われています。
売却を決めてから売却活動に入るまでに約1か月、売却活動を始めて買主が見つかるまでには3か月ほどかかるのが一般的です。
つまり、はじめに手付金としてお金を受け取るのは、売却活動を開始してから3か月ほど後ということになります。
また引渡しまでは、売買契約を締結してから1か月~3か月程度の期間が必要です。
売却代金の受け取りが完了するのは、売却活動を始めてから半年ほど後になると考えておきましょう。
家の売却には3か月から6か月程度かかるのが一般的ですが、すべての物件が当てはまるわけではありません。
物件の状態や立地条件などによっては、6か月さらには1年以上かかるケースもあります。
買主が住宅ローンを利用する場合は、審査に時間がかかり、なかなか売却が進められないこともあるでしょう。
また、不動産業界の繁忙期(1月~3月)に売却する際は、物件の問い合わせや内見案内の件数が増えるため、担当者との日程調整が難しくなる可能性があります。
「いつまでにまとまった資金がほしい」という希望があれば、そこから逆算して売却のスケジュールを立てることが大切です。
ただし急いで売ろうとすると、買主からの無理な値下げ交渉に応じるなどして、損をする可能性があります。
なるべく好条件で売却するためにも、担当者とよく話し合って販売戦略を立てるようにしましょう。
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最後に、家の売却代金を受け取る際に注意したいポイントを解説します。
売買契約を締結した後に買主からキャンセルを申し込まれた場合、受け取った手付金の返還は不要です。
しかし売主の都合でキャンセルする場合は、手付金の返還はもちろん、手付金と同額のお金を支払わなければなりません。
手付金の相場は売却価格の5%~10%なので、物件の価格によっては数百万円と大きな額になります。
たとえば、家の価格が3,000万円の場合、相場どおりで計算すると手付金は150万円~300万円ほどです。
これを使ってしまうと、契約をキャンセルせざるを得なくなった場合に、返還するためのお金を準備しなければなりません。
もちろんキャンセルはしたくないですが、万が一のことを考えて手付金は決済完了まで保管しておきましょう。
家を売却する際には、以下のようにさまざまな諸費用がかかります。
諸費用のなかでも大きな割合を占めるのが「仲介手数料」で、支払いのタイミングに注意が必要です。
仲介手数料とは、不動産会社の仲介により買主を見つけ、無事売買が成立した際に支払う成功報酬です。
仲介手数料は数百万円になることもあり、基本的には売買契約締結時と引渡し時に半額ずつ支払います。
しかし前章で解説したように、買主が見つかって実際に家を引渡すまで、まとまったお金は入ってきません。
つまり、自己資金から諸費用を捻出しなければならないわけです。
「売却代金から支払えるから」と思っていると、資金計画が崩れて住み替え先にも影響を及ぼす恐れがあります。
家を売却する際は、諸費用も含めたうえで資金計画を立てるようにしましょう。
売買契約を締結するときに受け取る手付金は、現金で支払われるのが一般的です。
一方で引渡し時に受け取るお金は、金額が大きいため振り込みで決済するケースが多いです。
振込の確認は、家族に記帳を依頼するほか、最近はスマートフォンでも口座の入金をチェックできます。
現金で決済する場合は、金融機関の契約室や不動産会社の事務所でおこないます。
プライバシーに配慮した空間ではありますが、金額が大きいため、持参するのが不安という方も多いでしょう。
盗難や紛失といったトラブルを避けるためにも、売却代金は振り込みで決済するのがおすすめです。
なお、当日は金額を確認したうえで物件を引き渡し、住宅ローンが残っている場合はそのまま返済に充てます。
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家の売却代金を受け取るタイミングは、売買契約を締結するときと引渡しのときの2回に分けられます。
売買契約締結時に受け取るお金は手付金と呼ばれ、手付金を引いた残りの金額は引き渡し時に受け取るのが一般的です。
売却費用のなかには、売却代金を受け取る前に支払いが必要なものもあるため、ある程度現金を用意しておきましょう。
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