2024-02-13
土地や建物の売却は、一生のうちに何度もおこなうことではありません。
そのため、手続きや準備する書類の多さも加わり、たくさんの方が悩みを抱えてしまいます。
では、実際にどのようなことで悩んでしまうのでしょうか。
今回は不動産売却時のよくある悩みについて解説します。
明石市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
\お気軽にご相談ください!/
まずは、不動産売却でよくある悩みについて解説します。
よくある悩みとしてまず挙げられるのが、何から始めれば良いのか、どのような手続きを踏めば良いのかがわからないことです。
先述のとおり、土地や建物の売却は一生に何度もおこなうことではないため「そもそも何をすべきなのかわからない…」といったケースも少なくありません。
そのような問題を解決するためのポイントは、不動産売却がどのような工程で進むのか、流れを把握しておくことです。
引き渡しまでの一般的な流れは、下記のとおりです。
まずはご自身で相場を調べ、査定に出します。
最後に決済と引き渡しをおこない、不動産売却の完了です。
不動産会社の選び方がわからないことも、よくある悩みのひとつです。
不動産会社と一口にいっても、得意分野や専門分野が異なります。
賃貸を得意とするところや、売買専門のところ、買取を中心に業務をおこなっているところなどがあります。
不動産売却をする場合は、売買に特化したところを選ぶことがひとつめのポイントです。
そして、売買実績の多いところや、担当営業との相性、ご自身の話をしっかり聞いてくれるか否かなどを見て決めるようにします。
また、不動産会社によって得意エリアが異なることも多いです。
売却したい土地や建物のあるエリアを熟知していたり、得意とするスタッフがいるところを選んだりすることも重要と言えるでしょう。
よくある悩みとして、どのくらいの費用がかかるのかわからないことも挙げられます。
費用の相場は、売却価格の約5%です。
発生する主な費用として、下記が挙げられます。
税金や費用が高額になることもあり、最終的に手元に残るお金に影響するため、資金計画をしっかり立てておくことが大切です。
▼この記事も読まれています
不動産売却前に知りたい譲渡損失とは?税制特例や確定申告の流れを解説
\お気軽にご相談ください!/
続いて、不動産売却におけるお金の悩みについて解説します。
お金に関する悩みとしてまず挙げられるのが、住宅ローンを完済できるか不安になることです。
住宅ローンの返済中に不動産売却をする場合、売却金で完済することになります。
しかし、残債が多い場合、完済が難しくなる可能性があります。
完済できないと抵当権を抹消できないため、不動産売却ができません。
抵当権とは、金融機関がお金を貸す代わりに、対象の不動産を担保にする権利です。
残債以上の金額で売れるように手続きを進めたり、住み替えの場合は住み替えローンを利用したりする方法があります。
現金化したいのにいつ売れるかわからず不安になることも、お金に関する悩みのひとつです。
土地や建物は、売りに出したからといってすぐに売却できるわけではありません。
立地条件や価格、需要の有無などによっては売却期間が長引くこともあります。
とくに、すぐに現金化したい事情がある場合は不安感が増してしまうでしょう。
そのような不安を解決するためには、売却時期を具体的に決めておくことです。
たとえば「半年以内に売りたい」という条件を決めておけば、半年後の成約を目指すための販売戦略を練ることができます。
売却時期を決めずに売りに出してもなかなか成約に至らず、時間だけがかかってしまいます。
売買契約の締結後、心配になるのはお金が未払いになることです。
土地や建物の取引では大きなお金が動くため「ちゃんと支払ってくれるだろうか…」と悩んでしまうケースがあります。
そのような不安を解決するためには、売主側も積極的に不動産会社に関わることです。
売却に向けてどのようなことをおこなっているのか(書類を取得したなど)、進捗状況を不動産会社に知らせれば、買主にもその情報を伝えることができます。
売主が積極的に関わっておけば、お金に関するトラブルや不安は軽減されるでしょう。
▼この記事も読まれています
不動産売却における告知書とは?その役割や記入の際の注意点を解説
\お気軽にご相談ください!/
最後に、土地や建物がなかなか売れない場合の悩みについて解説します。
不動産会社と媒介契約を締結したあと、インターネット上に不動産の情報をアップしたり、ポスティングチラシを作成したりといった売却活動をおこないます。
そのあとは基本的に、購入希望者が現れるのを待つだけです。
とはいえ、待ち時間が長いほど、売れないという不安が大きくなってしまいます。
売りに出してすぐに売却できるケースもありますが、売却活動をしばらくおこなったうえで成約に至るのが一般的です。
買主が見つからず、売れない場合の原因として、価格が高いことが挙げられます。
売れない場合は周辺相場を確認し、価格の見直しをおこなうのがおすすめです。
ただし、何度も少しずつ値下げするのはあまりおすすめできません。
不動産を探している側の立場で考えると「もっと安くなるかも…」と思われ、売れない可能性があるからです。
何度も値下げしている土地や建物は悪目立ちしてしまいやすいため、頻繁な値下げは避けたほうが良いと言えます。
売りに出したものの、築年数が古く売れないケースがあります。
築年数の古さをカバーするためには、リフォームや修繕をおこなうことがポイントです。
キッチンやバスルームといった水回りは、劣化しやすい場所なので優先的に工事すると良いかもしれません。
見た目の印象が良くなれば、内覧者が増え早期の売却が見込めるでしょう。
ただし、都心部など土地に対する需要が高いエリアの場合、解体して更地にした方が早く売れる可能性があります。
リフォームするか解体するか否かは、不動産会社と相談のうえ決定するのがおすすめです。
▼この記事も読まれています
不動産売却における減価償却とは?計算方法や注意点を解説
不動産売却では、引き渡しまでの全体の流れや費用がどのくらいかかるのかがわからず、悩んでしまうことがあります。
住宅ローンを完済できるか、現金化したいのにいつ売れるかわからず、不安になるケースもあるでしょう。
なかなか売れない場合は、価格を見直したりリフォームや修繕をおこなったりして売りに出してみる方法もあります。
明石市での不動産売却なら明石不動産売却センターへ。
独自の査定方法や各メディアでの広告展開が強みです。
お客様に寄り添ったサポートをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
この記事のハイライト ●「生産緑地」とは、農業の継続が義務付けられた生産緑地地区内にある農地や森林のこと●生産緑地の指定を解除するには、主たる従事者の病気または死亡により営...
2023-08-15
この記事のハイライト ●二世帯住宅には完全分離型・一部共有型・完全同居型の3種類がある●二世帯住宅はそもそもの需要が少ないため売れにくいとされている●買取であれば売主側でリ...
2023-09-05
この記事のハイライト ●3階建ての家の特徴は「駅に近い」「延床面積が広い」「高さを有効活用できる」の3つ●売却しにくい理由は移動が大変でメンテナンス費用が高く、ターゲット...
2023-09-26
この記事のハイライト ●減価償却費とは日々の使用によって減った資産の価値を数字に表したもの●不動産売却では定額法を用いて減価償却費を計算する●取得費がわからない場合は損する...
2023-10-10
この記事のハイライト ●本来の相続人に代わって被相続人の財産を相続することを代襲相続と言う●代襲相続が起こるケースは死亡のほかにも相続欠格や相続廃除されているケースがある●代襲相続人の範囲は本来の相続人...
2024-10-01
この記事のハイライト ●不動産は現金よりも相続税を抑えられる可能性がある●不動産を相続すると相続時のトラブルや管理の負担などが懸念される●現金の相続にもメリットがあるので相続税額だけではなく総合的に考え...
2024-09-10
この記事のハイライト ●養子縁組には普通養子縁組と特別養子縁組がある●養子の人数も相続税の基礎控除額に影響する●養子縁組をする際は相続人にも説明しておくことが大切養子縁組をして養子に財産を残したいとお考...
2024-08-13
この記事のハイライト ●資産の組み換えとは所有する資産を売却するなどの方法で別の資産に交換すること●資産の組み換えによって相続税の節税や相続人の負担を軽減することができるため相続対策になる●資産の組み換...
2024-07-09
この記事のハイライト ●空き家の浄化槽を清掃しないと悪臭や汚水の排出の原因になる●長期間使用しない場合は「浄化槽使用休止届出書」を自治体に提出して休止する●浄化槽法により定期的な保守点検や法定検査を受け...
2024-11-05
この記事のハイライト ●相続空家の特例とは相続した空き家の売却益から最高3,000万円まで控除できるという制度●相続空家の特例は共有名義の不動産にも適用できるが誰と共有しているかによって適用範囲が異なる●...
2024-09-24
この記事のハイライト ●空き家のご近所トラブルの事例は庭の草木が伸びる・ゴミの不法投棄・犯罪の温床になるなどがある●ご近所トラブルを回避するには管理会社や防犯会社などを利用して空き家を適切に管理すること●...
2024-08-09
この記事のハイライト ●相場から見る空き家の売却タイミングは不動産価格市場が右肩下がりにあるとき●築年数から見た場合は建物の資産価値が年々減少していくため築15年以内の売却がおすすめ●住宅ローン金利の観...
2024-06-18
この記事のハイライト ●不動産売却時に利用できる「3,000万円控除」とは譲渡所得から最大で3,000万円まで差し引くことができる制度●マイホームの売却時に利用できる3,000万円控除は自分が住んでいる...
2024-11-29
この記事のハイライト ●計算ミスや評価額の間違いなどで相続税を納めすぎてしまうことがある●相続税還付の手続きは相続税の申告期限から5年以内におこなう●還付された事例に広大地の評価額減額や不整形地の評価額...
2024-08-27
この記事のハイライト ●不動産取得税とは土地や建物といった不動産の所有権を取得する際に課税される税金で都道府県に納める●死因贈与の場合や相続時精算課税制度を利用する場合は課税対象となる●建物や住宅用の土...
2024-03-26
この記事のハイライト ●相続税の物納とは、相続税を現金ではなく相続財産で支払うことをいう●物納できる財産には優先順位が定められており、好きなように選ぶことはできない●物納申請は条件が厳しく、また事前準備...
2023-11-14
この記事のハイライト ●契約不適合責任は不具合が契約書にすべて書いてあれば責任問題の回避ができる●契約不適合責任があれば、買主は4つの権利を売主へ請求できる●インスペクションでの不具合や心理的瑕疵の告知...
2022-10-25
この記事のハイライト ●インスペクションとは、専門資格を持つ検査員が目視や計測で建物状況を調査すること●不動産売却前にインスペクションしておくと売主・買主双方にメリットがある●インスペクション費用相場は...
2022-10-04