不動産売却の際にはいつライフラインを解約するのか?方法についても解説

2024-02-06

売却

不動産売却の際にはいつライフラインを解約するのか?方法についても解説

この記事のハイライト
●不動産売却の際はライフラインの種類ごとに適切なタイミングで解約する
●ライフラインの解約は電話もしくはインターネットで申し込める
●直前に連絡するのは避け、解約希望日の1週間前までには申し込む

不動産を売却して買主に物件を引渡す際には、電気やガスなどのライフラインを売主が解約する必要があります。
しかし早く解約しすぎると、売却活動に支障が出る場合があるため、適切なタイミングを知っておきましょう。
そこで今回は、不動産を売却する際にはいつライフラインを解約すると良いのか、方法や知っておくべき注意点について解説します。
明石市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

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不動産売却の際にライフラインを解約するタイミング

不動産売却の際にライフラインを解約するタイミング

不動産を売却する場合、引っ越しを済ませ空っぽの状態で売り出すケースと、住みながら売り出すケースの2種類があります。
このうち、引っ越しを済ませてから売り出すケースでは、電気やガス、水道といったライフラインを、引っ越し後すぐに解約してしまう方が意外に多いです。
しかしライフラインの種類によっては、物件を引渡す直前までそのままにしていたほうが良いものもあります。
なぜなら、不動産売却を成功させるためには、内覧が重要なポイントになるためです。
そこでまずは、電気、水道、ガスについて、それぞれ解約に適したタイミングと、その理由について解説します。

電気を解約するタイミング

電気は、引渡しの直前に解約することをおすすめします。
その理由は、電気は照明だけでなく、掃除や空調、水回り設備などにも使用するためです。
内覧は、購入検討者に物件の魅力を伝え、良い印象を持ってもらうチャンスです。
売却期間中は内覧者を迎えるために、掃除をしてきれいな状態に保っておく必要があります。
また内覧当日は照明を点けて部屋を明るくし、空調が備わっている場合は室内を快適な温度に調整して迎えることも内覧成功のコツです。

ガスを解約するタイミング

ガスは、売り出す前に解約しても良いでしょう。
なぜなら、内覧時にガスを使用することはあまりないためです。
ただしガスコンロなどが正常に作動するか、解約前に確認してください。

水道を解約するタイミング

水道は、電気と同様、引渡しの直前に解約すると良いでしょう。
先述のとおり、売却活動中は、定期的に掃除をする必要があります。
また長期間水を流さないと、排水溝をふさいでいる「封水」が蒸発し、虫がそこから家のなかに侵入したり、下水のにおいが上がってきたりすることがよくあります。
下水のにおいが充満している状態では、内覧者の購入意欲も損なわれてしまうため、におい対策の意味でも、水道は解約せず定期的に通水しましょう。

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不動産売却の際にライフラインを解約する方法

不動産売却の際にライフラインを解約する方法

実際にライフラインを解約する際に戸惑うことのないよう、種類ごとの手続き方法について事前に把握しておくと安心ですよね。
そこで次に、電気、ガス、水道といったライフラインの解約方法について解説します。

電気の解約方法

電気は、契約している電力会社に連絡して解約します。
電力会社の窓口の営業時間内に電話する、もしくはインターネットから解約手続きをおこなうことも可能です。
インターネットは、都合の良い時間に手続きできるため便利でおすすめです。
いずれの方法にしても、解約するときには、お客様番号や新居の住所などがすぐにわかるように準備して連絡しましょう。
解約日を連絡し、室内のブレーカーを落とすだけで、立会いや住民側の操作は必要ありません。
ただし、古い電気メーターの場合は立ち会いが必要になる可能性があるため、確認してみてください。
またオートロックのマンションなどでは、電気メーターの操作のために電力会社の方を建物のなかに迎え入れなければならないケースがあります。
その場合は、日時の打ち合わせをして立ち会うようにしてください。

水道の解約方法

水道は、基本的には電気の解約と同じ流れで手続きします。
管轄の水道局に直接電話するか、ホームページから解約を申し込めば、停止できます。
水道料金の清算方法は、自治体によって異なるため、解約したい日が近くなったら自治体に確認しておくと安心です。

ガスの解約方法

ガスもほかのライフラインと同様、ガス会社に電話もしくはインターネットで連絡します。
ガスもお客様番号などを控えたうえで連絡すると、手続きがスムーズです。
このように、不動産売却の際のライフラインは、各担当窓口に電話する、もしくはインターネットで手続きするだけで解約できます。
立会いが必要なケースもあるため、解約の申し込みをするときに立会いが必要かどうか、また清算方法などを確認しておくようにしましょう。

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不動産売却の際にライフラインを解約するうえでの注意点

不動産売却の際にライフラインを解約するうえでの注意点

最後に、不動産を売却する際のライフラインの解約について、知っておくべき注意点をいくつか解説します。

注意点1:解約希望日の1週間前までには連絡する

解約希望日の直前に連絡しても、すぐに対応してもらえない可能性があります。
解約の連絡をしたあと、ライフラインの供給会社は契約や支払いの確認をしたり、停止作業の段取りをしたりするため、手続きに数日かかるのが一般的です。
とくに3月~4月は進学や転勤などで人が動く季節であるため、引っ越しをする方の数も大幅に増えます。
したがって、解約の連絡は希望日の1週間前までにはおこなうようにしましょう。
供給会社の営業時間内に電話で連絡できない場合は、インターネットでの手続きがおすすめです。

注意点2:電気と水道は内覧前に解約しない

先述のとおり、売却活動中は掃除をするために電気や水道を使う場合があります。
また内覧当日に気持ち良く見学してもらうために、照明を使えるようにしておいたほうが良いでしょう。
下水のにおいが上がってくるのを防ぐために、水道もそのままにしておくことをおすすめします。

注意点3:ガスの周辺機器は取り外しておく

ガスは、不動産の売却が決まったタイミングで解約しても問題ありません。
解約手続きをしたら、ガスコンロなどはご自身で取り外す必要があります。
もし取り外す作業の手順に不安な方は、ガス供給会社に作業を依頼することも可能です。
その場合は、出張費や作業費などがかかる場合があるため、事前に確認してください。

注意点4:物件の名義を変更するまでは費用を負担する

不動産売却後は、引渡しまでに1か月~2か月程度かかるのが一般的です。
そのあと売却代金を受け取り、物件の名義を変更する「所有権移転登記」をおこなって、売却が完了します。
名義を変更するまでは、売主が所有者であるため、それまでにかかるライフラインの基本料金や使用料は、売主が負担しなければなりません。

注意点5:供給が停止されているか確認する

解約の連絡がうまくされていないなど、何らかの手違いで、供給が正常に停止されていないこともあり得ます。
したがって、電気や水道などのメーターをご自身の目で確認することも大切です。
万が一停止されていない場合や、疑問点については、すぐに供給会社に連絡して確認してください。

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まとめ

不動産売却の際には、ライフラインをご自身で解約して引渡す必要があります。
ただし、内覧準備や当日の環境づくりのために、電気と水道はすぐに解約せず、引渡し直前までそのままにしておくことをおすすめします。
ただし解約希望日の直前に連絡しても対応できない可能性があるため、スケジュールに余裕を持って解約の申し込みをすることが大切です。
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