スケルトン物件はそのまま売却できる?メリットとデメリットを解説!

スケルトン物件はそのまま売却できる?メリットとデメリットを解説!

この記事のハイライト
●スケルトン物件とは内装がなく配管や構造がむき出し状態の物件のこと
●そのまま売却するとリフォーム費用がかからない半面、買主が見つかりづらくなる
●スケルトン物件はリフォームせずそのまま売却しても問題はない

スケルトン物件とは配管や構造がむき出しで内装がされていない物件のことで、店舗や事務所物件を賃貸するときには耳にする言葉です。
スケルトン物件はリフォームして売却するか、そのまま売却するかどちらが良いでしょうか。
スケルトン物件をそのまま売却するメリット・デメリットについて解説しますので、明石市内でスケルトン物件の売却を検討している方はぜひ、参考にしてください。

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スケルトン物件をそのまま売却するメリット

スケルトン物件をそのまま売却するメリット

スケルトン物件とは内装がなく、コンクリート造ならばその下地がそのまま見えている物件のことで、マンションや店舗などで見られる状況です。
当然、このままでは住めないために、リフォームして手を入れる必要がありますが、そのまま売却する場合にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

リフォーム費用や期間がかからない

中古住宅を売却するときリフォームするかしないかは悩みどころで、買主の好みなどもあるものの、キレイにしたほうが見栄えが良く思えます。
しかしながら、リフォームすることで費用がかかり、リフォーム工事で時間がかかってしまいます。
もし、スケルトン物件をリフォームするならば、2~3か月の期間が必要なので、その分売却を始める時間が遅れてしまいます。
リフォーム費用も数百万円かかり、最近では資材や住宅設備機器の価格も上昇しているので、思った以上の予算が必要になることも。
スケルトン物件をそのまま売却するならば、リフォームの費用や期間がかからないので、手間もかからず売却活動に進めます。
リフォームに伴う解体工事も発生しないのはメリットです。
特にユニットバスやキッチンの解体、建具枠の解体は大きな音や振動も出るので、物件がマンションなら他の住人に気を使わないと、クレームが発生することも。
解体工事の手間や費用も発生しないこともメリットです。

買主の希望通りの物件になりえる

最近はリノベーション物件の人気も高いので、リフォームしないどころか、スケルトン物件を喜ぶ人も少なくないでしょう。
スケルトン物件は間取りも自由に作れますし、設備や仕様も買主の希望通りのものを作れます。
電気配線も自由に設定できるので、コンセントの箇所や位置も使いやすく配置できます。
普通の物件ならば、立地は条件通りだけど間取りは条件に合わないので検討を見送るケースでも、スケルトン物件ならばそういったこともありません。
買主がイメージしている物件のまま実現することも可能なので、リノベーションを希望している買主がいる場合にはこれ以上ない物件と言えるでしょう。

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スケルトン物件をそのまま売却するデメリット

スケルトン物件をそのまま売却するデメリット

物件イメージが付きづらく買主が見つかりにくい

住みながら物件を売却する場合は生活感が出てしまいますが、家具や家電が置いてあるので、ここで生活するイメージが付きやすいでしょう。
しかし、スケルトン物件は室内に何もないので生活イメージが付かず、大規模なリフォームを前提としていない買主にとっては検討しづらい物件です。
できるだけ早く物件に引越したい方や、部屋に対して強いこだわりがない人にとってスケルトン物件は手間がかかる物件と思われてしまい、売却しづらいでしょう。
また、検討するにしても間取りの作成、設備の選択など、設計作業が必要で設計しないと見積りも出せず、予算も組めないので物件検討が長引いてしまいがちです。
スケルトン物件をその売却するならば、時間がかかるデメリットがあることを覚えておきましょう。

売却費用が安くなる

スケルトン物件には何もないので、住宅設備などの価値を算入して売却価格を検討できません。
その上で、リフォーム工事費用が必要になるので、売却価格が安くなることがデメリットです。
近年では建築資材や住宅設備の値段が上がっているため、リフォーム価格も上がっています。
物件の規模やリフォームの要望次第ですが、最低でも400万円以上のリフォーム費用が必要です。
リフォーム工事費用と同額かそれ以上、売却相場から安くなる可能性があるので、それを踏まえて売却価格を検討しましょう。
もちろん、不動産会社に査定を依頼するのも良い方法です。
リフォーム工事費用の目安を把握している不動産会社も多いので、まずは相談してみてはいかがでしょうか。

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スケルトン物件はそのまま売却しましょう

スケルトン物件はそのまま売却しましょう

結局、スケルトン物件を売却したいときはどうすれば良いのでしょうか。
基本的にスケルトン物件をそのままで売却活動しても問題ありません。
不動産会社からリフォーム工事をしたほうが良いとアドバイスがあったときに初めて検討するくらいで良いでしょう。
その理由として、以下の3つがあります。

リフォームしなくても法律上の問題はない

スケルトン物件がマンションなどの住宅の場合、住宅として成立していないので売却してはいけないのでは?などと考える方もいると思います。
しかしながら、それを定めている法律もなければ、罰せられることもありません。
売却の仕方は自由ですし、スケルトン物件では無くともフルリフォームする場合もあるので、気にせずスケルトン物件はそのままで売却しましょう。

費用対効果を考えてもリフォームにメリットがない

スケルトンの状態から費用をかけてリフォームしても、その分だけ高く売却できるとは限りません。
資産価値で考えるならば、立地や築年数、延床面積が優先して考えられます。
リフォームすれば売却価格を高く設定することも可能ですが、資産価値は上がらないので、費用対効果が望めないでしょう。
また、売主によるリフォームは買主の好みに合わず、余計な出費になってしまうことも。
そればかりか物件を気に入ってもらえずに、契約に結びつかないこともあるでしょう。
なので、スケルトン物件のリフォームはせずに、そのまま売却しましょう。

スケルトン物件を好む買主もいる

自分でリノベーションして、好きなように部屋を作りたいというニーズも多いので、そういう方にとってはスケルトン物件のほうが好まれます。
普通の中古物件を購入し解体して作り直すのは手間も時間も費用もかかるので、少しでもそれらを減らしたいからです。
また、スケルトン状態で物件の構造が見えることは、普通の中古物件にはない安心感でもあるのです。
売却したいスケルトン物件の戸数が沢山あるのなら、売却戦略のためにもリフォームした部屋があっても良いかもしれませんが、そうでないならばそのまま売却したほうが良いでしょう。
物件ひと部屋を売却するならば、一組の買主を見つければ良いだけです。
そして、スケルトン物件は市場に出回らないので、不動産としての条件が悪くない限りは検討してくれる方がいるでしょう。
スケルトン物件は手間や時間をかけずにそのまま売却しましょう。

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まとめ

スケルトン物件をそのまま売却するメリットは、リフォーム費用がかからず、工事にかかる時間もなくなるので、金銭的負担もないうえ、より早く売却できることがメリットです。
一方、デメリットは、設計や見積もりが必要なため買主の検討に時間がかかることや、物件を利用するイメージが湧きづらいので、購入検討がしづらいことです。
売却価格もリフォーム費用分だけ安くされがちです。
スケルトン物件はリフォームしたことによる費用対効果も望めないので、そのまま売却したほうがメリットも大きいでしょう。
明石市内でスケルトン物件の売却を検討している方や取り扱いに悩んでいる方は、ぜひ、お気軽にご相談ください。
市場のニーズを踏まえた上で、売却価格の査定や販売方針を検討し、売却を成功に導きます。

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