2022-10-01
不動産売却時にバーチャルステージングを用いることが注目を集めています。
しかし、バーチャルステージングのメリットややり方について知らない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、明石市で不動産売却に携わる私たち株式会社e-homeが、バーチャルステージングとはなにか、不動産売却時におけるバーチャルステージング活用のメリット、やり方について説明します。
\お気軽にご相談ください!/
バーチャルステージングとは、写真やCGを使って仮想空間上にその物件にマッチしたインテリアを配置することで物件の魅力を伝える新しい内覧の手法です。
バーチャルステージングで作成した画像は、広告や集客用のHPに転用できるといった特徴もあるので、不動産売却時の販促手法として注目を集めています。
実際の部屋に足を運ぶことなく、写真やパソコンの画面上で部屋をイメージすることができたり、内覧時にスマートフォンの仮想空間と空き室を比較するといったこともできます。
ホームステージングとは1970年代はじめにアメリカで始められた不動産の売却手法です。
空室にインテリアを配置して入居後の生活をイメージさせる手法は販売効果が高く、海を渡ってヨーロッパへと広まっていきました。
日本でもホームステージングは導入されており、その効果を実感されているものの、手間やコストの面から欧米ほどの拡がりを見せていないのが現状です。
バーチャルステージングが不動産売却の現場で活用されるようになって、ホームステージングにおけるコストと手間の問題が改善されました。
バーチャルステージングなら、室内写真を撮影してパソコン上で余計な物を削除することができます。
CGで写真にインテリアを配置することで、簡単に魅力ある物件のイメージ画像を作れてしまうからです。
近年VRゴーグルを使ったバーチャルステージングが、不動産の売却で用いられるようになってきました。
VRバーチャルステージングとは360度カメラで室内を撮影し、そこにCGで作ったインテリアを配置することでよりリアルな仮想空間を作り出すことです。
VRバーチャルステージングの登場は、写真とCGによる二次元のバーチャルステージングから、3D空間をウォークスルーできる360度バーチャルツアーが可能となり、不動産売却のあらたな販売手法として注目を集めています。
この記事も読まれています|売却活動を有利に進めるためのホームステージングとは
\お気軽にご相談ください!/
不動産売却時にバーチャルステージングを活用することには、主に3つのメリットがあります。
バーチャルステージング最大のメリットは、ホームステージングと比較して圧倒的にコストを安くできることです。
一般的にホームステージングのコストは、30万円ほどかかると言われています。
これはインテリアのレンタル代やその搬入費が高額になるからです。
ですが、バーチャルステージングの場合、撮影した室内の写真にCGでインテリアを合成するだけです。
そのため不動産売却におけるコストを大幅に削減することができます。
バーチャルステージングの費用は製作会社によって異なりますが、だいたい1万円から5万円程度です。
バーチャルステージングではこのようにホームステージングより圧倒的にコストを安く抑えることができます。
バーチャルステージングは物件に家具家電を搬入する必要がありません。
ホームステージングは、部屋にある家具家電を一度搬出してから、ホームステージング用のインテリアを搬入します。
撮影が終わったらまた搬出して、再び自分の家具家電を搬入しなければなりません。
何度も搬出と搬入を繰り返す手間だけでなく、搬出と搬入の際に物件を傷付けてしまうリスクもあります。
その点、バーチャルステージングなら部屋を撮影して画像上の不要な家具を消したらCGで家具を配置するだけです。
ホームステージングに比べて大幅に手間を軽減することができるだけでなく、販売活動を始めるまでのタイムロスを減らせるメリットもあります。
近年はネットで物件を探す方が増えており、物件写真から得られる第一印象の重要度が増しています。
写真から得られる第一印象は、いかに物件にマッチした家具や小物を配置できるかどうかで決まります。
ホームステージングでは、大型の家具や家電を何度も変えることはできませんが、バーチャルステージングなら納得いくまで何度でもセッティングが可能です。
コロナ禍の影響もあり、内覧するよりもまずは写真で判断という気運が高まる中、不動産売却におけるバーチャルステージングは、今後ますます重要性を高めていくのは間違いありません。
この記事も読まれています|売却活動を有利に進めるためのホームステージングとは
\お気軽にご相談ください!/
不動産売却時のバーチャルステージングのやり方には2つの方法があります。
不動産売却時におけるバーチャルステージングのやり方として手軽なのは、専門会社に直接依頼するやり方です。
バーチャルステージング専門会社のメニューは、価格に応じて内容が異なります。
とにかく価格を安く抑えたいということであれば、依頼主が自分で部屋を撮影して写真データを専門会社に渡し、その写真の画像にCGで家具や小物を配置してもらうやり方があります。
このやり方の注意点としては、部屋に設置されている家具を削除するサービスが別オプションになっている場合があることです。
その場合、追加オプションの料金を支払うか、自分で家具を搬出する必要があるので注意が必要です。
手間を抑えてより質の高い不動産売却用のバーチャルステージングを作りたいのであれば、すべて専門会社に任せるやり方がおすすめです。
360度撮影が可能な広角レンズで撮った写真にCG加工を施すので、バーチャルステージングの質が高く不動産売却時の宣伝効果を高めることが期待できます。
CGによるバーチャルステージングの他にも、QRコードとスマートフォンを活用して実際の空室と家具や小物を配置した仮想空間とを比較して内覧できるサービスなどもあります。
不動産会社の中には、無料でバーチャルステージングの依頼を受けてくれるところもあります。
ただし専任媒介契約か専属専任媒介契約を締結し、かつ査定価格が一定価格以上などの条件があります。
また売主負担でバーチャルステージングの依頼を受けている不動産会社もあります。
複数社と媒介契約の締結が可能な一般媒介契約では、バーチャルステージングをおこなわないことが多いので事前に確認しておきましょう。
この記事も読まれています|売却活動を有利に進めるためのホームステージングとは
今回はバーチャルステージングとはなにか、不動産売却時におけるバーチャルステージング活用のメリット、やり方について説明しました。
バーチャルステージングがコスト・手間・販売効果の3つの面でメリットが期待できます。
コロナ禍の影響もあり、不動産の売却活動で今後ますますバーチャルステージングが広まっていくと考えられます。
明石市で不動産売却をお考えの方は、私たち「株式会社e-home」にお気軽にご相談ください。
この記事のハイライト ●未登記物件とは、表題登記がされていない建物のことをいう●未登記のまま放置すると、過料が課されたり売却が困難になったりする●表題登記は土地家屋調査士、権利部登記は司法書士に依頼する...
2023-08-08
この記事のハイライト ●相続放棄の手続きの流れは相続財産の調査から受理通知書が届くまで6段階ある●手続きの必要書類は被相続人との関係性によって異なる●注意点は、不備があった場合と単純承認、相続放棄後の管...
2023-07-25
この記事のハイライト ●相続した不動産の名義を、被相続人から相続人に変更する手続きを相続登記という●相続登記の際にかかった費用は、確定申告時に経費として算入することができる●相続登記費用は、相続税におけ...
2023-07-18
この記事のハイライト ●たとえ事故物件であっても相続税は通常の物件と同じように徴収される●事故物件を相続するか否かは物件の立地や相続税の支払いの可不可などを判断基準にする●将来的なデメリットが大きいと感...
2023-05-23
この記事のハイライト ●セーフティネット住宅とは、住宅確保要配慮者の入居を拒まない住宅のこと●空き家をセーフティネット住宅に登録するには、床面積などの基準を満たす必要がある●専用住宅で登録すると、改修費...
2023-11-21
この記事のハイライト ●空き家では配線機器のトラブルやタバコのポイ捨てなどが原因で火災が起こる●空き家の火災の多くは管理不足が原因なので適切に維持・管理していくことが大切●他者が原因でおきた火災について...
2023-03-14
この記事のハイライト ●空き家には4つの種類がある●空き家の種類のなかで増加率がもっとも高いのはそのほかの物件●空き家を放置すると特定空家等に認定される可能性があるため早めに売却するのがおすすめ 相続し...
2023-01-31
この記事のハイライト ●空き家を現状のまま売却する場合は幅広い顧客層を募れるが、売却期間が長期化する傾向がある●空き家を解体して更地にして売却する場合は解体費用と税の増額に注意が必要だが、早期売却が可能...
2022-10-14
この記事のハイライト ●相続税の物納とは、相続税を現金ではなく相続財産で支払うことをいう●物納できる財産には優先順位が定められており、好きなように選ぶことはできない●物納申請は条件が厳しく、また事前準備...
2023-11-14
この記事のハイライト ●遺産分割協議がまとまらなかったり現金が少なかったりすると相続税が払えない状況になる●相続税が払えないと無申告加算税や延滞税がかかったりするほか最終的には財産を差し押さえられてしま...
2023-11-07
この記事のハイライト ●土地の相続税を現金で支払うことが困難な場合は金融機関から融資を受けて支払う方法がある●相続税のために急いで売却しなくて良いメリットがある一方で信用力が問われる点がデメリットになる...
2023-08-29
この記事のハイライト ●自宅を任意売却した際にかかる税金は、譲渡所得税・登録免許税・印紙税・消費税の4つ●譲渡所得税は売却益に対して課税されるため、任意売却ではかからないケースが多い●固定資産税などの税...
2023-08-22
この記事のハイライト ●契約不適合責任は不具合が契約書にすべて書いてあれば責任問題の回避ができる●契約不適合責任があれば、買主は4つの権利を売主へ請求できる●インスペクションでの不具合や心理的瑕疵の告知...
2022-10-25
この記事のハイライト ●インスペクションとは、専門資格を持つ検査員が目視や計測で建物状況を調査すること●不動産売却前にインスペクションしておくと売主・買主双方にメリットがある●インスペクション費用相場は...
2022-10-04